2019年7月 ZR-7S 納車引き取り&酷暑の四国ツーリング

GooBikeさんの通信販売で購入したZR-7Sを神戸まで引き取りに行き、
その足で四国を目指すツーリングです。
梅雨明け猛暑が心配だったけど、その心配が的中して
ヘロヘロで溶けそうなgdgdツーリングになってしまいました・・・
真夏の炎天下にバイクで走るなんて年寄りには無謀でした・・・

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2019年7月31日 飛行機を使い神戸まで前乗り
2019年8月01日 バイクを受け取りツーリング開始!(神戸~徳島県阿南市)
2019年8月02日 室戸岬へ!暑くて死にそうなので午前中だけ走る(阿南市~高知市)
2019年8月03日 足摺岬をあきらめ横浪☆ブギ&仁淀川回遊(高知市で連泊)
2019年8月04日 暑さに負けてもう帰る!(高知~徳島FT)
2019年8月05日 帰宅
あとがき


2019年7月31日 飛行機を使い神戸まで前乗り

ツーリング荷物を担いで羽田に向かいます
羽田からは神戸空港行きスカイマークさんです

新幹線に比べて圧倒的に安いですね!
新幹線が東京~神戸約14,000円のところ
スカイマークの安い日安い便だと約8,000円~9,000円ですから!
(まあもちろん最安は夜行高速バスだけど、自分みたいな年寄り向きではないな)
飛行機での所要時間は1時間ちょっと
空港から街へはポートライナーで。神戸の街は初めてだと思うけど、乗り鉄で降りたかも?
神戸に前泊して明日の朝イチ受け取りに備えます
宿は三宮の駅前の相鉄ビジネスホテルさんです。新規開業プラン?で安かった。
関西では認知度低いだろうなあ・・相鉄・・あ、あいてつ?とか呼ばれていたりして(笑
三宮は結構な繁華街で人が多いですね!お店もたくさんあって晩御飯にも困らなかった

2019年8月01日 バイクを受け取りツーリング開始!(神戸~徳島県阿南市)

バイク屋さんは神戸のちょっと外れにあります
電車とバスを乗り継いで午前10時にお店に到着、セブンとご対面です

ワンオーナー物でとてもきれいです。
ただ2006年登録の新車装着時のタイヤがそのまま!という話なので納車までに替えてもらいました
売店さんも「このタイヤはヤバい」と思っていたのは想像に難くありません
運送費として前払いしてあった33,000円でお願いします!と頼み込むと快諾してくれました。
タイヤ銘柄はお任せでしたが、DUNLOPのロードスマート2がセットされてました
評判の良いタイヤなので楽しみです

ちなみにZR-7Sのタイヤサイズ
F 120/70-17
R 160/60-17
一丁前にラジアルです

いつもの釣り用特大バッカンをリヤシートに積み込んで出発です
しかしロープがテールカウルに干渉してしまうので、傷防止用に保護テープを貼っていただきました。
ユメタマとリヤ周りの部品共用らしいので、無駄にテールカウルが広いんだよな・・・
さてお世話になったバイク屋さんの見送りを受けてスタート、神戸の街を走ります。
バイク店の近くに大型用品店があるのでそこで少し買い物をして、
ついでに駐車場の隅を借りて自主運用の○○○の配線をセットしてスタートです
これがあるとないのでは本四架橋の通行料がとんでもないことになってしまうので、ね
サイクルワールドさんを出発して最寄りの高速に乗り込み、明石海峡大橋を目指します

数年前の山陰ツーリングの帰りにこの橋を渡る予定でしたが
大ボケかまして道を間違えて瀬戸大橋経由になってしまって渡らずじまい
念願かなってようやく渡った明石海峡大橋、立派な橋で感動します
ようやくこれで本四架橋の3本制覇ですね

渡り終えた先のSAで

SAは夏休み中ということもあり、ファミリー客でにぎやか。
レストランは行列ができているので、売店をのぞいて弁当を探す
たこめし発見

ちょっと高いと思うけど、タコは美味しかった
高いんだから明石のタコだろうねえ??

淡路島内は高速で駆け抜けて大鳴門橋
大鳴門橋は過去に2回渡ったけど、渦潮は見れず・・・
今回は念願かなって渦潮が見えました!!ヤッター!!
物凄い迫力でしたねえ~

気になる気温だけど、ここまでは走ってさえいれば結構涼しくて良かった
しかし、午後からは猛烈に暑くなってきて途中の徳島市内は36℃という気温だった・・・
ので15時早々にINできそうな阿南市に宿をとる
事前に下調べをしていた温浴施設のある宿、ロイヤルガーデンホテルさんです。

バイクには屋根付きスペースがあるというのが決め手です
素泊まりなので夕飯は近くのラーメン屋さんでチャーハンと餃子を食べた
明日は暑さを避けるため早朝出発するしかないので早めに寝る

本日の走行距離 138km (以下マップはGoogleマップさん)


2019年8月02日 室戸岬へ!暑くて死にそうなので午前中だけ走る(阿南市高知市)

5時に出ようかと思って早起きしたけどまだ暗いじゃん、さすが西日本
今日はとりあえず今回の四国ツーリングの目的地のひとつ、室戸岬を目指す。
途中、日和佐から「南阿波サンライン」という海の近くのルートを選ぶ

サンラインには途中4か所の展望台があった
ワインディングが続くので、ニュータイヤの皮むきをしておく
ダンロップ ROADSMARTⅡ

スポーツツーリングタイヤでしょうか
素直なZR-7Sによく合うと思います。変な癖もないし
スイングアームを見ると貧相ですね(泣

サンラインから国道55号に戻り室戸岬方面へ


途中、甲浦(かんのうら)駅に立ち寄ります
ここは知る人ぞ知る、日本初のDMV営業運転を目指す場所なのです
(Dual Mode Vehicle=デュアル・モード・ビークル )
簡単に言うと、鉄道と道路の両方を走れるバス・・みたいな
甲浦駅までは鉄道を走り、ここから国道に降りて室戸方面にバスとして走っていく予定
線路と道路をつなぐ工事の進捗を見に行ったのですが、まだあんまり進んでいませんでした
開業したら乗り鉄しに行きたいと思います


さて、朝ご飯でも食べようかと道の駅ならぬ「海の駅 東洋町」に行きますが、
近辺に開いているお店はなさげでコンビニを検索すると数キロ戻るようだ
めんどくさいけど戻って朝ご飯を調達、海の駅の日陰で食べるがもうすでに暑い・・

最近流行りの海上遊具、楽しそう・・

室戸岬までの国道は車も少なくて走りやすかったね
ロケーションは東伊豆の海沿いの国道みたいな感じ

室戸岬に到着したけど、なんか「岬の先端感」がないの

駐車スペースも10台分くらいしかなかったし、お土産屋さんとかもなし
とりあえず岬の先端へ

展望台に登ってみる(滝汗かいたよ)

右下の銅像中岡慎太郎サマ
一直線に岬の先端を向いてらっしゃる
もうとっても暑いんですけど・・
展望台でしばらく北京ビキニ状態でした

大汗かいてすぐバイクで風を切るとあっという間に身体が冷えるわ
メッシュジャケットなんてしゃれたモノないから、上はジャージです。
ジャージ、風通し良いですよ。胸部にはプロテクター装着ね

とりあえず途中のコンビニのイートインで涼みながら今晩の宿を探す
(あ~あ・・昼頃INできる宿はないかしら・・・)
(プールのある宿がいいな・・・)
おっ!高知市内に県立運動公園があってそこに宿泊施設もプールもあるじゃん!
ということで宿決定、そこに向けて暑さの中忍耐で走る

寄り道として香南市にある可動橋「手結港可動橋」に立ち寄る

今の時間は船の時間で、橋はこの状態

横から見るとこんな感じ

見学用の駐車スペース&トイレあり、展望台まであります

橋の降下時間が近付いたので展望台に上がって見学。見学者は俺ひとり
特にサイレンが鳴る訳でもなく、機械音もなく静かに降下を始める
日中はおおよそ1時間ごとに降りている時間、上がっている時間があるので
運が良くなくても見られるんじゃないかな


さて一路プールを目指して走ります・・早く体を冷やしたい!
高知市内にある「春野総合運動公園」に到着、宿泊施設に荷物を預かってもらって
軽装に着替えて徒歩で(結構広いので距離がある)公園内のプールへと。
一日150円で室内25m&屋外50mで泳げるなんて幸せ~
水着?もちろん持参してますよー
もしかしてプールか川か海で遊ぶかも?と思って用意してきて正解

ひとしきり泳いで宿に戻りチェックイン
スポーツ施設併設の宿なのに禁煙部屋もないとはね・・・
あー部屋がタバコ臭いよ
トイレにまで灰皿置いてあるし、時代錯誤も甚だしい

さて、分かっていたことだけど、こんな真夏にツーリングは厳しいな
こんな調子だと予定していた足摺岬は無理そうだなあ
ここから足隋岬までの距離を調べると、片道140㎞、往復280㎞と出た
う~ん・・・無理は禁物・・・
ここにもう一泊して明日は身軽になって仁淀川で遊んで、明後日の徳島発の船で帰ることにする

高知市内で給油 燃費は22km/L レギュラー単価150円、高いな。徳島では130円くらいだったのに

本日の走行距離 200㎞

2019年8月03日 足摺岬をあきらめ横浪☆ブギ&仁淀川回遊(高知市で連泊)

今朝も5時半スタート
一部で有名な横浪黒潮ラインが近いので行ってみる☆ブギ

途中のパーキングで☆ブギ

横浪黒潮ライン☆ブギ

道的にはサンラインと似た感じの道でした
道路のガードロープが思いのほか低い&断崖の上なので、右コーナーで何か起きると
多分死んでしまうと思われる・・ので無理は禁物ですね

☆ブギラインを堪能して一度宿に戻り部屋の荷物を整理してフロントに預ける
連泊だけど、部屋の移動を伴うのでね・・めんどくさいけどしょうがない
この後の目的は仁淀川沈下橋と、その支流にある有名な「にこ淵」ハイキング?です。
歩きやすいようにタンクバッグをやめてデイパックを背負って再度お出かけです

途中の道の駅でお土産を物色
色々買いこんで発送してもらう

ずっと仁淀川沿いです
さすが日本屈指の清流ですねー
カヤックとか楽しそうじゃないですか裏山

多分一番有名な沈下橋?「名越屋橋」

早速行ってみましょう

降り口です

渡った反対側から


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あ~水遊びしたい・・・
けどオッサンが一人で水遊びの図、ってのもシュール過ぎるよなー?
思いを断ち切り(笑)にこ淵へと。
ここから30分くらいかな?

最近脚光を浴びているようで、駐車スペースにはクルマ&バイクがいっぱい

にこ淵への入り口

噂の急斜面

噂は大げさで、足元さえしっかりしていれば全然問題ないと思います

ハイキング気分だったのにあっけなく到着

めずらしくスローシャッター使ってみる

あいにく曇りがちだったので、それほどのブルーにはお目にかかれませんでした!残念!

一瞬だけど陽が差し込んだ時、思わず息を飲む美しさ
「仁淀ブルー」というよりエメラルドグリーン

淵全体に陽が当たる時間があれば多分物凄いのだろうと思います
ちなみに撮影時間は午前11時~11時半くらいです
夏なので樹木が生い茂り厳しいかも??

心地良いので結構長い時間ここで過ごした。ただし人は多かったです

仁淀川沿いでネズミ捕りやってたよ、対向車さんパッシングサンキュー
同じ道を戻り、宿の近くの温浴施設「はるのの湯」さんでチェックインまで時間をつぶす
ここでお昼にハーフバイキングを食べたけど美味しかったね
メインに肉料理を選んで。サラダ類がものすごく豊富でツーリング中の野菜不足を補う

なんかものすごく左肩が痛い・・本当言うと初日からなんだけどツーリングの持病が出てきた。
おかしいな・・・北海道でセブンを借りたときは全然平気だったのに・・?
なんか北海道で乗った時とハンドルのセットアップ位置が違う気がする
今回乗り出してすぐ「ちょっとハンドル低いな?」と感じた。
家に帰ってから北海道で借りたセブンの写真を見たら
ハンドルアップポストが装着されてるじゃん

レンタルバイクのハンドルポスト


2~3センチ高くなった感じになってるね
この数センチが大きく作用するんだな
このレンタルバイクのポジションの方がしっくりくるし、疲労も少ないね
ノーマルだと俺には低すぎるんだな

それで12Rの時に悩まされた持病=左肩痛が出てしまったんだ
暑いのもあるけど肩痛がひどいので、今回の四国ツーは切り上げて帰ることにします
帰ったらすぐハンドルスペーサーを入れてみようと思う
(若かりし頃はハンドルは低ければ低いほどカッコいいと思ってたのにね!)

高知市内で給油 燃費は20km/L  ここもレギュラー150円 価格統制されてるのかしら?
運動公園に連泊です

本日の走行距離 155㎞

2019年8月04日 暑さに負けてもう帰る!(高知~徳島FT)

徳島までは高速を使って2~3時間だと思うけど、涼しい時間に移動しようと6時頃には出発
適当に時間調整&食料買い出ししながら10時前にはFTに到着、受付は10時半くらいからだそう
すでに船は入港してます、東九フェリー「どうご」


乗り換えに伴い今回からバイク料金は750cc未満の料金が適用されるので、安くなるのはとてもうれしい
ちなみに徳島~東京間で2,900円安いです(オーバー750cc比較)
嬉しさのあまり貸し切り料金1万円を払って3人部屋を貸し切りで。
アウトサイド(窓がついている)なのでご機嫌です
乗り込んですぐ風呂に行き、汗を流した後は冷房全開でパンイチです。個室万歳

11時30分、定刻に出港です

お昼を食べた後、よっぽど疲れたのか夜まで熟睡してしまった
夜に起き出して晩御飯を軽く食べて21時には就寝
夜中にふと目が覚めて窓から外を見ると満天の星空に天の川が見える
そりゃあ海の上は真っ暗だからね、星もきれいだ
今回のツーリングでいちばんよく眠れたな

本日の走行距離 172㎞

2019年8月05日 帰宅

定刻の5時10分に入港、自宅には7時前に無事帰宅
アクアトンネル内暑かった・・・エンジンからの排熱を厳しく感じました

本日の走行距離 70㎞

今回の四国ツーリングの総走行距離 約700㎞


あとがき

いやあ・・・暑かったですね
真夏のロングツーリングなんて北海道以外ではハタチ以来のこと
もう真夏はこりごりです
目的だった足摺岬やUFOラインやカルストにも行けませんでした

徳島と高知の道路、感心したのは「抜かしどころ」ではちゃんと黄色線から白線になるというね
千葉では無意味に黄色線が延々と続くケースが多いのになー
徳島・高知のドライバーさんは追いつかれると進路を譲ってくれますね
随所に白線もあるのでストレスの少ない運転ができました

空冷エンジンについてですが、特に熱ダレとか感じなかったですね
12Rならファンが狂ったように回り続けて、その排熱で干上がっていたかも!

荷物の積載についてですが
リヤシートが前下がりなので、積んだ荷物が前にずれてきて不快でした
長年愛用してきたバッカンはZR-7Sに不向きなのかも知れないですねえ・・・
流行りのシートバッグなどを選ぶかもしれません
後はやっぱりリヤボックスは欲しいですな。
それとハンドルをもう少し高くしたい
パーツが出ている内に揃えておこうかなと考えてます
スリッポンマフラーも欲しい!

新しい相棒、ZR-7Sくんよろしくね!

最後まで読んでいただきありがとうございます

※使用カメラ:SONYコンデジRX100