2010年9月 26年ぶりの北海道ツーリング

まえがき

このツーリングのテーマみたいなもの

バイクで北海道ツーリング、実に26年振りである。
・舗装されたオロロンラインを走る。
・宗谷丘陵ってどうよ?
・エサヌカ線ってやっぱり走ってみたいじゃん。

前回見れなかった、サロベツから見る利尻岳と、できればその夕焼け。
これが叶うことを祈ります。

ちなみに宿もルートも帰りの船も全て未決定。
相変わらずテキトーな自分。

コンテンツ(クリックでジャンプします)

2010年9月9日 北海道へ向けてスタート(横浜~大洗港)
2010年9月10日 一路日本海側へ向けて(苫小牧〜羽幌)
2010年9月11日 超感激オロロンライン&エサヌカ(羽幌〜宗谷岬〜浜頓別)
2010年9月12日 夢にまで見たサロベツの夕陽(浜頓別〜宗谷岬〜サロベツ)
2010年9月13日 噂の音威子府そば(サロベツ〜美瑛)
2010年9月14日 夕張メロンとメロン熊を求めて(美瑛〜夕張〜苫小牧〜フェリー)
2010年9月15日 大洗〜自宅
あとがき

2010年9月9日 北海道へ向けてスタート(横浜~大洗港

出発前日の9月8日、心配していた台風9号が関東をかすめて行く。
翌9日は朝から台風一過で快晴、関東地方の猛暑は台風と共に去って涼しい空気が流入
大洗までの移動も楽だった。
フェリーは大洗18時30分発〜苫小牧13時30分着の三井商船フェリー、
当日の朝に電話して一応予約を入れておく。
今回の相棒もZX-12Rクン。
っていうか今このバイクしかないし。

このフェリー「さんふらわあ」、子供の頃からあちこちで見てきたけど乗るの初めて。
この船、海に浮かんでいる姿を見るととてもカッコイイ。
乗ると見えないけど。

今回のツーリングのためにリヤにサイドバッグを追加、
カッパやら工具やらグローブやらジャケットのインナーなど
すぐに取り出せるようになったので便利。
結果から言うと、ツーリング全期間に亘って快適な気温&全て快晴で必要なかったのだけどー
グローブだって3種類持っていったけど、全行程メッシュグローブで事足りた。
ま、セイコマの弁当とかペットボトルの飲み物とか入れておくのにも重宝した。

シートには、いつものロンツーアイテム釣り用防水バッカン。
サイドバックのおかげですごく安定してくくりつけることができた。
12Rクンのリヤシート、小さいからね。

さんふらわあ ふらの

受付は15時頃から、バイクの乗船開始は16時頃から。
バイクは少なくて10台弱くらい。
乗船前に動画撮影の用意をしていたSR乗りのお兄さんと仲良くなり、
乗船後も一緒に飯を食べたり。

4人用和洋室をチャージ。チャージ料1.5人分だよー。
えへへ、26年ぶりだからね、ちょっとリッチに。
ホントは爆音人間だから個室でないと周りに迷惑だからねー
オーシャン東九フェリーみたいに空いていれば良いけどw

夕暮れの大洗港を出航(18時30分)
予想通り台風のウネリが残っており、外洋(すぐ外洋だけど)に出た途端に船は結構揺れた。

夕食と朝食はバイキング、セット券購入でちょっとお得。
昼食はカップ麺で軽めに済ましたけど、レストランはカレーバイキングだとか。

今日の走行、160kmくらい。湾岸で渋滞に巻き込まれたので所要2時間30分弱。
友部SAでガスチャージ、燃費は17km/L
地図はすべてマピオンさん

2010年9月10日 一路日本海側へ向けて(苫小牧〜羽幌)

船は順調に北に向かう。
ちょうど下北半島の東の先端、尻屋崎灯台が見える。
フェリーは八戸〜苫小牧のシルバーフェリー、あとで調べたら「べにりあ」かな。

さてさて苫小牧港に入港ですよー
相変わらず無機質な工業港ですねー

苫小牧からすぐ高速に乗り、留萌近くまでワープ。
日本海側に出たらもう夕暮れ近くです。
留萌近辺で宿を探すが、予定していたところが一杯で断られた。
それほど混んではなさそうだが、案外と当日泊は断る宿あるんだよね。
宿も自衛手段で、飛び込み客には「宿泊料金は前金で」、と言うのがほとんど。

ダメならば次を探せばいい。

ちょっと距離があるが、羽幌にあるとほ宿「吉里吉里さんに電話をしてOKを貰う。
このとき図々しくも「あのー、夕飯・・・できればお願いします・・・」
・・・って、このときすでに17時だよ、ホント。
なんとかやり繰りして頂きありがとうございます。

本日の走行240kmくらい
苫小牧14時スタート、羽幌18時頃到着。
留萌でガスチャージ、燃費は16km/L

2010年9月11日 超感激オロロンライン&エサヌカ(羽幌〜宗谷岬〜浜頓別)

これがお世話になった羽幌の吉里吉里さんです。
かなり昔からライダーズカフェとして営業していた記憶が。
訪れたライダーの写真を撮ってくれ、そのストックは膨大です。
いつの間にか宿もやっていました。
料理おいしかったです。
撮ってもらった写真は次回訪問の楽しみに・・・・

バイクは俺のほかに2台。
山口県からの方と静岡県からの方。
ふたりとも俺よりはるかに年上であーる。
が、お元気ですよー!

チャリダーひとり。
熊本発、日本一周の途中のよう。
頑張れよ・・・肥後もっこす

さてさて国道232号から道道106号への別れ道、道の駅天塩でひと息。
夕べ同宿だった山口のXJ乗りの人もすぐやってきた。
ここからしばらくオロロンを一緒に走る。

いやー、利尻富士が見えてきてもうコーフン最高潮です。
前回利尻を見ることができなかったので満足です。
やっぱりこの道、最高ですね。
「俺が選ぶ道」の中で日本一と言っても良いです。

利尻島のほぼ真横、う〜〜〜〜ん・・・最高・・・

↑ ↑ 現在のオロロンライン  ↓ ↓ 26年前の未舗装オロロンライン、大体同じ場所だと思うけど。

ハマナスの花とプチトマトみたいな赤い実。
おいしそうだけど・・・

オロロンラインを満喫してちょっと横道に逸れて噂?の抜海駅へ。

NHKで最北の無人駅なんちゃらで放送してちょっと気になったので立ち寄り。
だーれもいないと思ったら次から次へと人が来るじゃん。

フツーのローカル無人駅って感じなんだな。
聞いたら皆NHK見てきたって

国有鉄道ってなーにー?なんちゃって

出発しようとバイクに戻る途中のことです
駅前に止まっていたキャンピングカーのドライバーに声をかけられた。
「焼きそば食べる?」
「はい?」いきなり言われて戸惑う。
「良かったら焼きそば食べる?インスタントだけど」
年配の方だが怪しい人(笑)ではなさそう・・・
「はい、よろこんで」
キャンピングカーの中ではもうお湯が沸いている。
ペヤングをごちそうになりながら話を聞かせてもらう。
愛妻にも愛犬にも先立たれ、独りで思い出の地を巡るセンチメンタル・ジャーニー

抜海から天北北部広域農道などを経由して稚内市街地を避け、宗谷丘陵に行ってみる。

宗谷丘陵、噂に違わず良い道です。
宗谷丘陵から最北端宗谷岬へと

ここで夕べの同宿バイクが勢ぞろい


↑ ↑ 現在の最北のお土産やさん  ↓ ↓ 26年前のお店。

さすがに建て替えたようですね・・・

最北のGS、安田石油さんでガスチャージ、記念品を貰う。
燃費は18km/L、さすが北海道。

このスタンドのちょっと先でネズミ捕りやっていた。
先に発進していたXJ氏、わざわざUターンしてきてソレを教えてくれる。
優しいのね、ありがとう。

XJ氏は本日、枝幸に宿を取っているとか。ふむ。
静岡のヤマハ氏は浜頓別の老舗とほ宿「トシカの宿」さんに泊まると言うので、
無計画な俺はちょっとだけ考えて「トシカの宿」さんに宗谷岬から宿泊予約を入れる。

ヤマハ氏は山道で遊ぶと言うので別行動、宗谷岬からXJ氏とオホーツクを南下します。
稚内からオホーツク側の道も好きです。
XJ氏をエサヌカに誘う。
「絶対イイ道だから」と見たこともないくせに根拠も無いのに。

浜猿払と言うところからエサヌカ線に入る。
が、オロロンラインを細くしたような海沿いの道がしばらく続き・・?????
「なんか思ったほどではないかも・・・」なんて思いがよぎったが、
直角カーブを2回曲がり、海沿いを離れてからがこの道の真髄でした。

おお〜〜〜〜っ!!!

こ、これは・・・・

sugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!
感動したねー!!!!
あちこちでバイク乗りが撮影会してたよ

エサヌカの終わりでXJ氏と別れ、俺はとほ宿トシカさんに到着。

夕飯はジンギスカンのお肉食べ放題!!(注:食べ放題はお肉だけ、野菜のお替わりは有料)

ガッツリ食べたぞー

本日の走行255kmくらい。

2010年9月12日 夢にまで見たサロベツの夕陽(浜頓別〜宗谷岬サロベツ

トシカさんです。
バイクは4台。

早起きしたので、前回キャンプしたクッチャロ湖へ散歩に行く。

熊注意の看板があちこちに・・・ガクブル・・・

トシカさんの看板犬、柴犬のコハルちゃん♀です。
みんなカメラ構えるけど目線をくれない

そういえば・・ペットボトルのキャップが大好物・・と、夕べ聞いたのを思い出す。
で、姑息な俺はキャップを取り出し、コハルちゃんの気を引く

みんなで記念撮影。
右から3人目が俺、真ん中の方が宿主
左から3番目の人と帰りのフェリーで一緒だった。

朝起きて、今日の行き先も決まってなかったので、またエサヌカに行ってしまう・・・


エサヌカの逃げ水。道路と空が一体化してスゴいんですけど。

エサヌカからまた宗谷を目指す。

途中のお気に入りの場所 ↑ ↑  下は26年前の同じ場所↓ ↓

もう一度宗谷岬に行ったりして。

昨日よりも視界が良く、なんと肉眼でも樺太が見えるじゃないか!

稚内市街地から道道106号、夕日が丘PAに立ち寄り休憩・・・
すごく眺めの良い場所・・・

しばらくボーっとしてた。
この場所に温泉宿でもあったら泊まっていただろう・・・温泉じゃなくてもいいけど。
稚内あたりで泊まろうかと思って宿の下見に行くけど、ピンと来ないなー。
オロロンを戻ることになるが、サロベツとほ宿「あしたの城」さんに電話して予約を入れる。
「荷物置かせてください」とお願いしたら快諾してくれたので、荷物を置きに行く。

ちょっと高台でサロベツ平野が見渡せていいフインキですよねー
26年前にお世話になったときはお世辞にもきれいとは言えない宿だったけど

荷物を置いて昼飯探しの旅です。

サロベツ原生花園レストハウスがあると言うので行ったけど、駐車場の砂利で死にそうになる。
食事メニューも特筆すべきものは無くて、
死にそうな砂利から脱出して豊富にカツ丼を食べに行く事に決定。
ツーリングマップルにオススメ、とあった丸勝亭さん。

一見電気屋さんの看板かと思って通り過ぎて戻る。
BMWチャリダー2台、店の前にとまってるじゃないか。
店に入り見渡すとみんなカツ丼食べてる。
俺も当然カツ丼を頼み、腹ペコだったのでガツガツ食べてしまい写真を撮り忘れる。

てんこ盛り肉厚でおいしかったーーーー

満腹後は豊富温泉に入りに行く。ここは湯治場でしょうね。
ちょっと石油系の匂いに湯あたり気味になり、しばらく休憩所で横になる。

温泉の後は、宮の台展望台というところに立ち寄り。

なかなかサロベツ雄大さが実感できる場所です。
ただし、ひと気が無いのでさびしい感じが。

さあ「夕暮れの利尻富士」の撮影ポイントを探しにオロロンを北上します。

この辺でいいかな・・・

ちょっと南下して撮影ポイントを替えてみる。南下して正解だった。

いやーーーーー
いい夕陽でしたーーーー
あしたの城のオーナーさんも「今年の夕陽ベスト3に入る」と言ってました。

俺、日が沈んだから「あー満喫した」と宿に戻ったけど、
日が沈んでから利尻富士が紫色のシルエットになって、よりいっそうキレイになるなんて・・・
宿からシルエットを見ていたがもう少し海岸にいればよかったなあ・・・
夜は満天の星に天の川・・・きれい・・・・・同宿の人たちとしばし星空鑑賞。

夕飯は宿の名物「牛乳鍋」でした。
宿は前金と言うか就寝前に精算でした。過去に色々あったと想像できます。

本日の走行225kmくらい。

2010年9月13日 噂の音威子府そば(サロベツ〜美瑛)

露をいっぱい含んでいる、サロベツの朝


朝食後、宿の看板犬である黒ラブの「のんた」クンとデッキで戯れる。
癒し効果抜群。
ラブってホント、人間が大好き。

大方、今回の北海道ツーのミッションが達成されて気が抜けてしまった(ヲイ
行くアテも特になく、のんびり出発の用意でもしようかと思っていたら
宿主さんのミニバンがパンクしてるとのこと・・・
ロンツーではパンク修理キットを持参しているので、宿泊者ともどもワイワイとパンク修理を楽しむ??
もう30年近く使っている携帯用ポンプを使ったが、
バイクならまだしも四輪のタイヤの空気をゼロから入れるのは大変・・・
・・・と思っていたら、宿泊者から携帯用コンプレッサーが出てきたよー
宿主さん大喜び?で、「お礼に何か」とおっしゃるので、手作りジャムを遠慮なく頂いた。

さてノンビリしていたら宿泊者最後発になってしまった・・
とりあえず南下することを決めて・・・・
そういえば音威子府の駅そばを薦める人が多かったので行ってみるか。
情報によると11日か12日までは休業してるとか。
行ってみて、まあ閉まっていたらしょうがない・・と言うことで期待しないで行く。

ラッキー、営業してるですよ。


さっそくかけそばを注文する。

うわさどおりの黒い麺・・・
味をどうこう言うと無粋だ
味を云々するよりも、「立ち食い蕎麦としての歴史を味わえ」という声が聞こえた気がした。
寒い中、バカ停(長時間停車)の合間に食べたらとてつもなく美味しく感じそう。
十代の乗り鉄で当地・音威子府も通ったが、当時は存在を知らなかった。
もし、その時の旅で食べていたら今回は涙して食べたことであろう。

さて、お腹も膨れたので今日の行く先を決めます。
今まで避けていた(なぜ?)未踏の地・富良野方面に行ってみよう・・・

国道40号線を南下・・・・
市街地は適当に避けて無料高速に乗る。
比布を通った時、ピップエレキバンのCMを思い出したり。
旭川北インターで降りて富良野方面へと。
道北と違い、クルマの量が全然多いじゃないの・・・

美瑛の丘・・・

花は終わってるのか、ちっとも咲いてない。
が、人は多い。ワラワラ、という感じ。
俺向きな場所じゃない気がするネ。
「ナントカの木」がそこいらにあり、人が群がっている・・・
過去にスカイラインを5台乗ってきたのでケンメリの木には挨拶してきた。

美瑛駅前に12Rを停めて観光案内所で今晩の宿を探す。
メンドいので一番近くがイイやと思って、美瑛駅のすぐとなりホテルラヴニール美瑛に決めた。
とほ宿三連泊だったので、たまにはプライベート重視で息抜き?とか。

12Rの横浜ナンバーを見て下校中のJKがキャッキャ言ってる。
「大荷物を積んだバイク、どこから来たのかしら」
ナンバーを見るにつけ、遠い地に色々な思いを馳せているのであろうか・・・
一泊朝食付き夕飯なしなので、コンビニの場所を聞いて夕飯を買いに行く。ついでにガスチャージ
ホテルスタッフの気遣いで、セキュが良さげな通用ゲートの奥の方にバイクを置かせてもらう。感謝します。

本日の給油2回
音威子府給油で燃費20.5km/L
美瑛給油で燃費18km/L
お!リッター20超えたけど、入れてくれた店員さんの給油量が控えめ?だった気がする。
今日の走行180kmくらい

2023年9月14日 夕張メロンメロン熊を求めて(美瑛〜夕張〜苫小牧)

宿で朝食後、いつもより早めにスタート、
美馬牛の「ジェットコースターの道」にチャレンジ。


ニコ動


つべ版

BCNR33(R33型GT-R)とすれ違った。
聖地巡礼か?

富良野を後にして南下する。
そうだ夕張方面に行ってみよう。
夕張メロンメロン熊をゲットするために。
途中、遠回りして映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地に寄り道。

ポツリポツリと見学者が訪れる・・・
が、ひっそりした印象だった。

夕張に行く途中、道の駅占冠で休憩。
富良野メロンが激安である。

う〜〜〜む・・・
ネームバリューから言うと圧倒的に夕張メロンだよなあ・・・(注:個人的な見解です)
張り紙に「ここで富良野メロンを買わないと後悔しますよー」と意味深な張り紙がしてあるが、
実はその通りになるとはこのとき思わなかった!!
夕張に向かう国道274号は交通量が多くイヤンになってしまう・・・
やっと夕張物産センターに着き、念願のメロン熊ゲット!!

で、夕張メロンを買おうと思ったら・・・・非情にも・・・

夕張メロンは今シーズンもう終了です」

・・・・・・・・・・あああーーーーー

いや、メロン置いてあるじゃん・・???

え?夕張なのに富良野メロン・・・???
さっきの道の駅の2倍近い値段・・・・

このとき「あの」張り紙の意味が分かった。

餞別を貰ってきた以上、メロンを送らなければならないので忸怩(じくじ)たる思いで送る・・・(大げさ)

あと2〜3日道内で遊ぼうかと思っていたが、
あまりのショックで、気が付いたら苫小牧港で乗船手続きをしていた。


本当は夕張から高速に乗って、小樽で泊まるつもりでいた。小樽も今までなんとなく避けていたので。
小樽方面と苫小牧方面の別れ道、千歳恵庭Jctの直前まで迷っていたが・・
「よし、前を走るバンが行かない方に行こう」と決めたら、バンが小樽方向へ・・・


今日の走行240kmくらい
夕張でガスチャージ、燃費は18.5km/L

自分でも想像していなかった終わりである。
テキトーなヤツだな、自分。
まあいいか。

2023年9月15日 大洗〜自宅

フェリーから見る太平洋の日の出

早起きして日の出を見に来てる人がいっぱい

朝食を食べている間に金華山沖を通る
この三井フェリーのすぐ後ろを「苫小牧発仙台行きフェリー」が付かず離れずだったが
金華山沖で仙台方面へと離れていった。
死ぬ前に一度はそのフェリーに乗ってデッキで「落陽」を歌うのが夢でもある。
って言うか、落陽を歌うためだけに乗ってもいい。

この国ときたら賭けるものなどないさ だからこうして漂うだけ

大洗港に到着

慎重に常磐道〜首都高を走り、家に到着。
最大の目標、無事故・無トラブルを達成しました。
常磐道で同じ船だったV-MAXを追い越す。
この人、俺より慎重に走っていたな・・・・
「絶対無事故で帰る」という感じが伝わってきたぜ、ご同輩。

次回のために「無事故で帰る」
基本です。
独身者ならいざ知らず(そんなことはないけど)、家庭を持っている人なら絶対です。

家に帰るまでが遠s・・・・

今回のルート 約1,350km


これ+横浜~大洗往復

あとがき

「死ぬまでにもう一度バイクで北海道へ」
こう思って日々を過ごしてきた。
思いが果たせてよかった。
金は無いけど自由だった独身時代から結婚、子育て、会社でのポジション・・・
バイクはその間ずっと現役だったけど、なんだかんだ言い訳で26年ぶりの北海道ツーリング。

また行けるだろうか。

サロベツの夕陽、オロロン、エサヌカ。

ライダーのヤエー率100パーセント!

使用したカメラ
静止画・動画ともSONYコンデジ HX5V

最後までご覧いただきありがとうございます